少年探偵事務所
第18章 事実は小説より奇なり
あぶり出しの手紙から数週間、何も起こらずに過ぎ4人は忘れかけていた。
その日は灰音の姉、雪が事務所にケーキの差し入れを持ってきてくれ、お茶会をしていた。
「雪さんのケーキ絶品ですね!」
美奈が感心したように言うと雪が笑って答えた。
「何回か失敗してようやく上手になったのよ。」
灰音がニヤニヤしながら言った。
「昔、ケーキを焦がして真っ黒にしちゃったことあったよね。」
「ああ、あれはひどかったね。」
和やかな雰囲気である。
4人は知らなかった。
このあとその場が恐ろしいことになるなんて。
その日は灰音の姉、雪が事務所にケーキの差し入れを持ってきてくれ、お茶会をしていた。
「雪さんのケーキ絶品ですね!」
美奈が感心したように言うと雪が笑って答えた。
「何回か失敗してようやく上手になったのよ。」
灰音がニヤニヤしながら言った。
「昔、ケーキを焦がして真っ黒にしちゃったことあったよね。」
「ああ、あれはひどかったね。」
和やかな雰囲気である。
4人は知らなかった。
このあとその場が恐ろしいことになるなんて。
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