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売られ少女

第1章 売られた私

「おい、この家畜に首輪を付けろ」

首輪…!?

そう思った直後、背後から手が伸びてきて、私の首に何かが巻きつけられた。
それは、鎖のついた首輪だった。

「なっ…!」

言葉にならない声が漏れた。
まるで犬にでもつけるような首輪。
それが今、私の首に巻きつけられている。

「これはどういうこと!?」
「家畜に首輪をつけるのは当然だろう」

少年は悪びれもせずに言った。
そして、首輪から垂れている鎖をぐいっと引っ張った。

「きゃっ」

逆らうこともできず体が動く。
そしてそのままベッドに押し倒されてしまった。

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