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会議室から恋。~健人~

第2章 2

「え?山下?」

「正解!」

オレがアメリカへ来る前日。

山下と服部は名古屋支社へ配属が決定した。

ここで、やっぱり黒田さんの力を感じた。

初めて会ったときの、”お前ら都会は好きか?”って言葉。

あの二人は、その言葉通り、都会へ飛ばされた。

「どうよ?最近」

「んー。どうも調子悪くて・・・さ」

「うん?お前が調子悪いってめずらしいな」

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