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占いの館【YES∞NO】

第6章 失踪の代償

ギィ――――――――
――――――――…バタン…



『「いらっしゃい、
ようこそ、
【占いの館“YESorNO”へ』」




扉を開けると、そっくりな二人が立っていた


一人は男性…一人は女性…

顔、髪型、体格、背はまるっきり一緒だが…



胸の膨らみで…

片方が女性認識出来る




「ようこそ。
私はここの主、アダムと申します。」


『同じく、ここの主、イブと申します。』



二人はニコッリ笑うと、奥に私を誘導する…




少し警戒しつつも、双子の異様なまでのリンクぷりに…圧倒されていた




「あれ?警戒してますか?大丈夫ですよ!占いですから」



『大丈夫、変な商品とか売り付けないから!』



アダムとイブはケラケラ笑いながら、部屋の中央に置かれた水晶が鎮座するテーブルに座った



「まっ遠慮なさらず、ど〜ぞ」



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