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月の綺麗な夜に

第3章 満月の下

“君は来るよ”



何の根拠があって流星は言ったんだろうか。

私の何を知ってるんだろうか。

行くわけないし。

私が知らない人には非情女だって事、知らないな?このやろう。











「えー?雫月は行くんじゃない?」


「はっ!?何で!!」


「あんた、変な思いやり精神あるじゃんよ」




お昼休憩。


お弁当の卵焼きを箸でつっつきながら私に流し目を送る柚。




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