テキストサイズ

愛の嵐

第36章 夕霞×憂喜=柔婉

《相葉時間》

ニ「あっはぁ、あっ、まさっきぃ」
相「かずっ、かずっ、痛くっない?」
ニ「だっじょぶっ、だからっ、動いてっ」

ゆっくりと動きだす
痛みとは違う歪む顔に俺の頬は緩んでしまう

ニ「んっ、んんっ、んぁっ、ふっぅんんっ」

恥ずかしいのか自分の腕を噛んで声を殺している
そんなに噛んだら和が傷付く

相「声、我慢しないで。見せて、俺だけの和を」
ニ「あっ、やっだぁ、やめっ、恥ずかっしぃ」
相「大丈夫!俺しかいないよ。俺にだけは和也の全てを見せて欲しいんだ」
ニ「うぅっ、ズルいっ、ずるいっ、狡いぃ~」

俺にしがみついて肩に噛みついた
痛いけど、和の腕が傷付かないならそれでいい

相「っつぅ、ズルくて、ごめんね♪」
ニ「んぁあっ、あっ、あっ、んっ、ふぁ」

耳に直接入ってくる声にゾクッとした
背中に手を回し抱き上げる
向かい合わせに座って奥へと突き刺した

ニ「ひっ、うっん、ちょっ、なんっで」
相「背中痛くないでしょ?」
ニ「は~っ、もぅっ、どんだけ、惚れさせる気?」
相「惚れた?んじゃ、もっと甘やかして惚れてもらおっかな♪」

ギュウッと抱き締められて首筋にキスされた
甘えてくれるのが嬉しくて抱き締め返せば

ニ「これ以上惚れたら、俺が困るっ!」
相「可愛い事言ってくれるんだから」
ニ「んぁっ?デカくっすんなぁ!」
相「ごめんっ、もぅ我慢出来ない」
ニ「ひゃぁ、あっくぅ、んっふ、はぁっ、あぁっ」

下から貪るように突き上げる
頬を伝い落ちる汗にすら欲情した
好きだよ
もう離さない

相「すきっ、好きだっ、かずっ」

甘ったるい言葉も今は刺激にしかならない
中がギュッと締まって応えられた

ニ「ばかっぁ、俺のっが、もっと、すきっんはぁ」

少し上から降ってきたキスは
本当に甘かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ