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愛の嵐

第29章 曇天×降雨=星空

あれから大人しく着いて来る
さっきまで曇っていた空からは雨音が聞こえていた

きっと足が痛いはずなんだ
慣れないヒールを履かせたままにしたのは俺のせいだ

松「もう着くから」
ニ「ぅん」

ショッピングモールを抜けて人のまばらな場所に着いた

ニ「ここって・・」
松「うん、プラネタリウム」
ニ「何でこんな所に!」
松「いいから♪」

不満げなニノを強引に連れて行く

松「大人2枚」

料金を支払い中へと足を進める

松「やっぱり人少ないなぁ」
ニ「当然だろ?こんな時間なんだから」

まぁ、確かに最終上映だしなぁ

松「少ない方がバレないから都合いいだろ」
ニ「そうだけど、何でここ?」
松「それは後で話すからそこ座ってて。飲み物買って来る」
ニ「えっ、うん。分かった」

俺は急いでモールへ走った
目的の物を買う為に

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