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相「えっ、あっ、だって、それ、罰・・じゃないよ？」
松「はぁ？俺から逃げようとしてるのを捕まえてんだ。十分罰だろ？」

戸惑ってオドオドしてる
ったく、やっぱ犬みたいで笑えるんだけど

松「兎に角！俺の罰はそれだ！分かったか？」

恐る恐る俺を見て口を開いた

相「本当に傍にいていいの？」

ほらな、やっぱり分かってない
でもそれでいい
安心させるように笑顔を見せる

松「それが罰だからな♪逃げんなよ？」

嬉しそうに嘘のない笑顔を見せてくれた
その顔が一番好きなんだ
ずっと俺の隣で笑ってろよ

相「逃げません。ずっと潤の傍にいさせて下さい」
松「ああ、傍にいろ、雅紀！」

手を取り繋いでみせると
ギュッと強く握り返してくれる

でも言ってやんないからな
好きだなんて言ってやるもんかよ

今は、まだな・・


end