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愛の嵐

第21章 美粧の嵐

相「かず、起きて・・ほら」
二「ん~?」
相「ホテルに着いたから降りるよ?」
二「抱っこ~」
相「いやぁ、さすがにここでは無理だよ~」

今からロビーに入るのに抱っこって
可愛いけど誘拐みたいでヤバいでしょ

相「後でしてあげるから、今は頑張って!」
二「わかった~、後でしてね~」

まだ眠そうに瞼を擦る
もう化粧は気にしなくていっか
手を引いてロビーに入ると

松「来た!」
櫻「来たの?」
大「来たね~」

詰め寄るかと思いきや遠くから見られてる

相「なんだよ~、余計に怖いよ」
二「む~、早く部屋に行こ~」

和は気付いてないのか?
眠くてそれどころじゃないのか?
鍵を貰いエレベーターに乗り込むと

松「スルーはないんじゃない?」
大「どこ行ってたんだよ~!」
櫻「晩ご飯は食べた?」

三人は強引に乗って来た
和を引いて腕の中に納めて守る
眠いんだからそっとしてあげてよ!

相「ごめんってば!とりあえず和を着替えさせるから」
櫻「分かった!部屋で待ってるから、必ず来るんだよ?」
相「はい!」
二「やだ~!」

おい~!
はぁ、睡眠が優先されたね
エレベーターの中でジト目で見られ続けて居心地悪かったのは言うまでもないだろう

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