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愛の嵐

第9章 狂恋の嵐

《二宮side》

はぁ~、変な気分になった
雅紀に癒やしてもらおう

リビングに戻ると

相「和!どこ行ってたの?」
二「Jに電話!でもさ~最悪だよ!」
相「電話したのに最悪って、何があったの?」

言いたくね~なぁ
しかも翔さんの声聞いたとか
でも言わないとスッキリしない
もう言ってサッパリ忘れよう

二「電話したら、事の真っ最中でさぁ」
相「はぁ?最中に電話に出たの?」
二「そうなんだよ!普通出ないよね?でもJは出たよ。しかも・・・」
相「しかも、何?どうしたの?」
二「翔さんの声が・・」

雅紀は顔を赤らめている
最後まで言わなくても分かるよね
さっきまで自分が出してた声だから

相「それは嫌だなぁ。和以外の人に聞かれるのは絶対無理!」
二「俺もやだな。雅紀の声も俺のもんだから」
相「うわっ恥ずかしい事言わないでよ!」
二「なんで?当たり前でしょ?あんな姿他で見せたら・・・」
相「見せる訳ないでしょ!和としかしないのに!」

言うと思ってたよ♪
嬉しいよなぁ
俺が最後の人になるから当たり前だけどね

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