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あたし様とメイドちゃん♡

第1章 プロローグ

「あの…自分勝手でごめんなさい。
……
好きです」
「ほんと…?」
「はい」
「あたしとちゅーとか、てかそれ以上のことも…できるの??」
「…はい///」

諦めようとしてたのに。
もうちょっとで諦められてたのに。
急にまた愛おしくなった。
ほっぺ染めて…こんな街中で恥ずかしそうにして。
かわいすぎ…だし。

「聖奈…まじですき」
「うわああああん、凛さまっ…会えてよかったです!もう無理だと思ってました…東京なんかで再び出会うなんて期待しない方がいいって…でもっ、やっぱ運命って、あるんですね…っ」

抱きついてくる聖奈。
ちょ///

「せ、せーな…//ここ、街中。んで、あたし…ちょ、ほんと照れるから」
「ご、ごめんなさいっ…///嬉しくってつい」

聖奈はかわいい。
そのとき一緒にいた友達が、あたしのことわかってくれてる人でよかった。
メイドさんにフラれた話とかしてたから、様子を察して先に帰ってくれて。



まーあ、あたしたちの馴れ初めはこんな感じなの。
あたしはいま、ちょー幸せです///

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