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Pour mon cher -笑顔の先に-

第4章 目と頭

―――――・・・

――――・・

――・・





「ん‥・っ‥・・」
「愛ちゃん?!!!!」





ぼんやりと視界に映り込むモノを見つめる。


黄色いタオルの山。

干された数枚のケープ。

そして、鼻をツンつく薬品の香りと、耳元で泣きそうな声で私の名前を呼ぶさっちゃん。





あ‥・れ‥・?

私‥‥





「愛ちゃん大丈夫?!どっか痛くない?!打ってない?!」





私‥どうしたんだっけ‥?





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