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Pour mon cher -笑顔の先に-

第2章 リスタート

「で、何で飽きんの?何の根拠だよ」


根拠‥。



だって‥



「美鈴が言ってたもん」


「はぁぁあ?」


「“男なんてすぐ飽きるんだから!少し離れてるくらいが丁度いいのっ!

ゴンなんて4年も離れてたんだから今更一緒に暮らすと飽きるのなんて瞬殺よ!!”って。」



その後に続いた



“エッチの回数も近いからって毎日バカみたいにヤってたらすぐ飽きられるんだから、ほどほどの回数が1番よ?!”



て言われた事はここでは敢えて触れずにいよう。




猛司は私の言葉を聞くと片手を顎に当てて少しの間目を閉じて考え中。



その間、私は妙にドキドキ。



そんな私に向かってゆっくりと目を開けて口を開いた。






「飽きるかもな」




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