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Pour mon cher -笑顔の先に-

第2章 リスタート

酷い言われようにイジケる私の頭をポンと軽く叩いて



「俺、着替えて風呂入れるから愛はいつものように料理頑張ってください?」




首を傾げてふわりと笑った後そっとおでこにチュッとキスをして寝室へ入って行った。




‥・何だか。



何だかズルイんだ。



さっきあれだけ人を変態呼ばわりして楽しんでた癖に。


痴女呼ばわりしてイジケさせた癖にふわふわ笑顔とおでこチュッで私の気分を一新させてしまうんだもん。



って



私がそれだけ単純なのかもしれないけど。



それでもいいやって思わせてくれる猛司の笑顔は世界平和にも役立つんじゃないかとさえ思えてくる。



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