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Pour mon cher -笑顔の先に-

第6章 甘×辛

最近、良く思うようになってきた事が1つある。


2人の部屋を掃除したりしてる時、当然ながら目にする猛司の洗顔だったり服だったり。



それを見るだけで幸せになる。



一緒に住んでるんだから当たり前。

そう言われちゃったら終わりだけど、それを“当たり前”だと思っちゃうほうが私は終わりじゃないかって思う。


猛司が今、私と居る事自体別に

“当たり前”

の事じゃないんだもん。


猛司が私と一緒に居て、同じ部屋で一緒に暮らす。



この事自体、奇跡なんだよね。







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