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上司と部下の恋

第1章 1

思わず、目をそらして、頷いた。

「よかった…」

頷いたまま、服部くんの腕に包まれた。

「いきなりこんななっちゃいましたけど…。本気なんで…」

そう言うと、サッと離れ、服部くんは家へ帰っていった。

少しボーっとしちゃったけど、すぐに気を取り戻し、シャワーへ向かった。

歳なのに。

化粧も落とさずに寝ちゃった。

久しぶりに女性ホルモン出せたけど。

化粧したまま寝たのと、女性ホルモンで、プラマイゼロ。

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