テキストサイズ

チョコレート

第5章 お泊まり





「…りく?」





「やっぱりな」





「え?」







やっぱり?






「気を付けろよ」








「大丈夫だって。でも離さないでよね」









「当たり前」






私は陸のほっぺにチュウした







「それだけ?」






「え?」




足りなかったかな?






「他には」






「ん?」






「他には何もされなかったかって」






「翔に?…されてないよ?」














キスされたなんて
なんか言えない






しかも結構深かったし…







「嘘つけ」







「嘘じゃないって」





どんどん迫ってくる陸





だから怖いって…







「何された」





ピピピピピピ





「あっ肉じゃが!」





私は陸をすり抜け
キッチンに逃げた






危ない危ない





ナイスアラーム




ストーリーメニュー

TOPTOPへ