チョコレート
第4章 ドキドキ
「わっ嬉しい~!」
さらに彩に抱き付く
やっぱりな。
「2人どう言う関係!?」
どう言う関係…
彩と目が合った
「陸くんの彼女になりました?今さっき…」
彩は真っ赤な顔をして言った
あー全部可愛い
でも、
なんで若干疑問系?
まぁ、ちゃんと
付き合ってとは
言ってなかったな
てか、もういいから
どっか行って欲しいな
「あのさ、出てって」
「うわ、親に向かって出てってはないでしょ!」
「部屋から出て行って下さいお願いします」
「いいけど、その前に状況説明して」
「彩が家の鍵忘れたから」
「で?」
「雨に濡れて風邪引いたら大変だし、風呂貸した」
「…陸優しいとこあるじゃない!それならいいわ。彩ちゃんゆっくりしてってね」
「あ、ありがとうございます」
「陸、変な事しちゃダメよ」
そう言って部屋を出て行った
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