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チョコレート

第1章 出会いは屋上

「そろそろ帰るか」



「そうだね」



「家どっち?送る」




「え、いいよ。1人で帰れる」





「なんかあったら困るだろ」



「じゃあ、お言葉に甘えて…」



「ん。」




しばらく2人は無言で歩き続けた


なんか喋った方がいいかな。


結局一言も喋らず
マンションに着いた




「送ってくれてありがとう」




「お前ここに住んでんの?」


「うん」

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