テキストサイズ

チョコレート

第1章 出会いは屋上


着いた先は


「ゲーセン?」


UFOキャッチャーの前でようやく陸斗が足を止めた。




「選べ」



「え?でも…」



「いいから」



「じゃあ、あのクマ」



陸斗は、「よし。」と言ってお金を入れ慎重に操作し始めた





「あ~もう一回」







「あ~もう一回」







ちょっと、ちょっと…

取れるまでする気?




「ちょっと陸っ。もう、いいよ」






「あ~もう一回」




聞こえてないし。







すごい真剣な顔。


「あ!行けそう」


「えっ、嘘!」




頑張れっ


ストーリーメニュー

TOPTOPへ