甘すぎて気絶
第4章 夫婦の朝
揺すっても揺すっても
起きる気配のない和真さん
「疲れてるのかな‥」
最近お仕事が忙しいみたいで
昨日も夜遅くに帰ってきた
和真さーんとつぶやきながら
ちゃっかりあたしもベッドに入る
早起きして眠くはないけれど
最近帰宅が遅いからすれ違いがちだから
寝てるとはいえだいすきな和真さんに
くっつきたい気持ちを抑えられない
和真さんにすり寄ると
なんとなく分かったのか
あたしを抱きしめてくる和真さん
「ふふっ」
何気ない仕草にきゅんとして
あたしも和真さんに抱き付く
すり‥‥っ
和真さんの手が背中をつたい
腰に移動した
「‥‥んっ」
なんとなくくすぐったくて
小さく声をもらしてしまう
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