甘すぎて気絶
第7章 体育教師の恋
「さて、すっかり遅くなっちまったな。
見回りして帰るぞ」
遠藤の手を引いて立たせようとするも
腰が砕けたのかぺたりと座り込んだまま。
「おいおいおい、
そんなに良かったか?」
思わずニヤニヤしながら遠藤の顔を覗き込むと
真っ赤な顔で何度も叩かれた
結局遠藤は歩けず、おんぶで見回りの続きをした
「ねぇ、センセ?
これって、禁断の恋??」
俺の襟足に顔を埋めながら少し不安そうな声。
「あー、世間一般的にはそうかもなあ。」
「世間一般的には…。やっぱそうだよねぇ…」
世間的には許されないとしても
俺は後悔してないし、遠藤にも後悔させない。
まぁ、卒業するまではセックスはナシだな…
我慢できっかな、俺……
だからさ、
「はやく大人になれよ?」
おしまい
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