
パパとママのタカラモノ。
第5章 病の発覚。
大部屋に移動して4日め。
担当医が病室に来た。
「斎藤さん、大部屋の居心地はいかがでしょうか?」
奈央「こっちに移動してきて良かったです。ママ友さんも増えたし。」
「それは良いことですねー。っと、私は明日から2日間、出張で県外に行ってきますので、私が出張から戻り次第、退院のお話をさせて頂いても宜しいですか?」
えっ退院Σ(`・Д・ノ)ノ
できるの?
奈央「はい!早く退院したいです!」
担当の先生はクスッと笑って、
「なるべく早く戻ってきますね。だからそれまで、我慢しててください!笑」
そう言うと、
「風くん、またね。」
風くんの頭を軽く撫でて
病室を出ていった。
草薙「今の女医さんが、斎藤さんの担当の先生??綺麗な人だねー。」
草薙さんが羨ましそうに見てた。
草薙「私の担当医はオバサンだから。って私もオバサンだよね笑」
2人でクスクス笑った。
