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｢頑張って。お父さん。｣

智也｢あ、はい‥。｣


私の胸から看護師さんへ
看護師さんの腕から智ちゃんへと
赤ちゃんが受け渡される。


智也｢うわ、やべ‥。めっちゃ小っさい(笑)え、俺抱いてる？ちゃんと抱けてる？ちょー怖ぇぇよ‥。｣

｢智也、こっち向いて。｣


義理のお母さんが
カメラを構えてる。


智也｢俺じゃなくて、風真を撮れよ！笑｣

｢どっちも撮るから、ほら笑って。｣

智也｢いきなり笑えるかよ！笑｣


とか言って照れ笑いが
止まらない様子の智ちゃん。


智也｢すげー。やっべー。軽い！！｣


何度も連呼している(´艸｀)


智也｢ちょっ、おかん。そろそろ代わって。落としそう笑｣

｢あっ、お父さん落とさないでくださいね(ﾟ□ﾟ;)｣


看護師さんが慌てて受けとり
保育器へと移した。


｢それでは、私はそろそろ退室しますので、後はご家族でお時間をお楽しみください。｣


そう言って看護師さんは
病室を出ていった。