
パパとママのタカラモノ。
第3章 新生活。
「いらっしゃいませー。」
家から車で30分ほどの
携帯ショップへ入ると
笑顔の素敵な店員さんが
出迎えてくれた。
智也「どれでも好きなの買いな。」
奈央「ピンクがいいー。‥あっ、これ良いなぁ。」
智也「すみません。これ、在庫ありますか?」
店員さんが
在庫を確認しに行ってくれた。
「申し訳ありません。現在在庫を切らしてまして、お取り寄せという形になります‥。いかが致しましょうか?」
そっかぁ‥残念。
智也「すみません。時間がないので、他のものにします。奈央、これは?」
奈央「色が濃いー。もっと薄いの。」
智也「これは?」
奈央「子供用携帯じゃん!GPSとか要らないしー。」
智也「すぐ迷子になるから良いと思うけど?(笑)」
奈央「もーっ!!すぐ、そうやって子供扱いする!」
クククッと笑う智ちゃんに
肘で横腹をどついた。
智也「いててっ。‥あ、いいの発見。これは?ピンクっぽい紫だけど‥。」
一見シンプルなデザインだけど
メールが受信されると
左下のクローバーがピカピカッと
光るらしい(*´∇`*)
奈央「これにするー。」
「かしこまりました。」
後の手続きは全て
智ちゃんが済ませてくれた。
