
はぴねすっ!!!?
第35章 嵐の期末試験
「ば、別に誰だっていいでしょ?!
そうじゃなくて、私の質問に答えてよ!!」
「ちょ、お前声でかい!」
そういって人気の少ない階段の踊り場につれてこられる。
「あのな。俺はねお前と違って時間ねーの。わかるか?
何で最後までとかないかって、わかんねぇからに決まってるだろ。」
そ、んな分けないのに。
「......直......」
何で、ホンとのこと教えてくれないの?
そんなに私が知ったらいけないことなんだろうか。
「おら、もうおしまい。明日は満点でもとれるようしっかりやっとけよー。じゃ、あ、な?」
私は、
今度は直を追いかけなかった。
いや、追いかけれなかった。
