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はぴねすっ!!!?

第23章 優しいがゆえに


「んな顔すんなって。


ほらほら子供は寝ろー!



お休み。」



そういって俺を無理やり部屋に入れる。



俺は、どうしたらいい?



後継者ってことは医者になんてなれないし、ましてやかなりの束縛で自由が失われる。



このままじゃ、修兄さんの努力はどこにいくんだ?











「......っ、.....くっ、......」





ふと音が聞こえた。





あ、そういや、ベランダ、開けっぱなしだった。





扉を閉めようとすると、




隣の部屋のベランダで、





修兄さんが





泣いていた。





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