無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

｢なあ、水野、お前一体何を隠してる？｣

｢…｣

｢水原が怪我して優と美憂ちゃんは危うく死ぬところだったんだ！黙ってる訳にもいかねえだろ！｣

大地が怒鳴った。

｢やめなよ。大地。｣

優が大地の腕を引っ張ったが遅かった。
大樹はもう構うなと言わんばかりに医務室を飛び出して行ってしまった。

｢言い過ぎじゃないか？香川。｣

明希が起きて大地に言う。
大地は泣いているような声で言う。

｢分かってる！分かってるよ！でも、お前がこんなことになったら黙っとく訳にもいかない。｣