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プリンセスを護衛

第61章 2年生の物語

「何があるのかな?」

優が興味本意に階段に一段足をかけた途端、

「なりません!」

後ろから怒鳴り声が聞こえ、危うく飛び上がりそうになった。

「じいやさん?」

大地が不思議そうな顔をする。

「3階には上げるなと俊也様が言っておられて。3階にお部屋があるので入られたくないのでしょう。」

「あ、ごめんなさい。」

優は謝ったが大樹は何か違和感を感じた。
しかし、それが何かは分からなかった。

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