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プリンセスを護衛

第60章 圭太と犯人

「うん。ドキッてするほど。」

圭太は苦笑した。

「なんでもないですよ。」

優馬は不思議そうに圭太を見た。
圭太は優馬にさりげなく聞いた。

「退院したら、したいことありますか?」

「そうだな…いろんな所に行きたい。」

「いろんな所?」

「最近、どこにも行って無いからね。少しでも遠くに遊びに行きたいなって。みんなでね。」

そう言って優しく笑った。

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