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プリンセスを護衛

第45章 優馬の悩み事

優馬がやっと口を開いた。

「隠れてないで出てこいよ、成瀬。」

圭太が驚いて振り向くと俊が玄関の陰から姿を現した。

「とりあえず上がりなよ。」

そう言って優馬は圭太と俊を招き入れた。
優馬は良い香りがする紅茶を最近見つけたんだと言ってそれを出してくれた。

「あのさ優馬…」

「成瀬、何か用か?」

優馬は何でもない風な顔をして聞いた。

「あっ、いや。あの…」

「言葉数の割には話になって無いような…」

圭太は呟いた。



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