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プリンセスを護衛

第37章 白い手紙

「どういうことよ!おじい様!」

「お嬢様っ!」

「ミュウっ!」

結木と優馬は愕然とした。
美憂が青ざめた顔で立っていた。

「お嬢様、これは…」

結木が言おうとした言葉を美憂は遮った。

「聞きたくないっ!優馬もおじい様も嫌いっ!」

美憂は叫ぶように言うと外に飛び出した。
結木は嫌いと言われたのがショックだったのか立てなかったが、優馬は違う。

椅子を蹴って立ち上がると美憂を慌てて追いかけた。

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