無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

隣の席に座ってたのは優馬だった。

「こっちが楽しく食事してるってのにいきなり乱入しやがって。お前ら何様のつもりだよ！言ってみい！」

聞きなれない言葉…。
伊予弁だ。

美憂や圭太ならば同い年とみられてもおかしくはないが優馬は３年生。間違えるはずがない。
優馬が怒るとかなり怖いのは美憂もよく知っていた。
この点では気を付けるようにしていたが実際横目で見ているだけでも怖かった。

不良の女の子たちは捨て台詞を吐いて退散して行った。

「全く、だからお前の性格で大学で大丈夫か少し心配だったんだ。」

優馬が少し呆れた顔をして言った。