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私たちのエッチな体験談。短編集。

第3章 三人目

車を走らせると最初の頃に来た居酒屋に着いた。

そしていつものように個室へと通された。

何回かあのあともここには来ていたが心くんやテツさんも一緒だった。

『ここで二人っきりなるとつき合った日のこと思い出すね。』

私は笑っていた。

『あぁ…。』

右京さんは何か考えてるような顔。

料理が運ばれ食事をしていた。

『最初右京さんたち見た時すごい怖かったー。』

『そうか?』

『うん。でも右京さんはかっこよかった。』

『ふっ。』

『梅乃。』

『何?』

『…………。

結婚…しねぇか?』


ーーえぇ?

『うん。』

私は素直に返事をした。

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