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可愛い君

第17章 再会




「ひっ……じめ……さん……ひっく……はじめざん……」


「うん…うん…」

私は何度も一さんの名前を呼んだ…。

「はじ……」

ぎゅう~

次名前を呼んだ時には一さんに

きつく抱き締められた…。


「逢いたかった……。
もう2度と離さない……。
莢が居ないと俺、駄目なんだ。」



「一さん……」



「莢……愛してる……。」


「私も……愛してる。一さん。」


私は涙を拭き取り一さんに笑って見せた。




「莢……」


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