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理想と偽装の向こう側

第23章 幸か不幸か

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月曜日に響くと良くないから、余り遅くならない様に宴会をお開きにしてもらった。



お母さんが私の部屋を綺麗にしておいてくれ、小田切さんがお風呂に入ってる間に、布団を用意する。



やっぱり親子だなぁ~。



家族揃って、小田切さんにべた惚れだよ。



お父さん、明日すんなり帰してくれるかな…。



「よいしょ~!」



何か…不思議だな。



あの橋で叫んでる時には、小田切さんがうちの両親に会うなんて思わないもんね。



「へへへ~。」



ニヤけてると、部屋のドアが開いて



「香織~次、入っていいよってさ!」


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