
迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第8章 鎧
マシロは
大事そうに
その写真集の
ページをパラパラとめくり
最後に
表紙をじっとみて
表情をゆるめた
なんか・・・
初めてみる
顔だった
そして
神島さんの
写真集の一番端に
塚本の写真集を
並べた
「好きならさ・・」
「・・・?」
「神島さんのことが
好きなんだからさ
よかったな
マシロ」
「何が・・・ですか?」
「何か・・・
あっただろ?
神島さんと」
マシロは
黙ったまま
布団の上に
座り
膝を抱えて
一言つぶやいた
「キス・・・しました」
大事そうに
その写真集の
ページをパラパラとめくり
最後に
表紙をじっとみて
表情をゆるめた
なんか・・・
初めてみる
顔だった
そして
神島さんの
写真集の一番端に
塚本の写真集を
並べた
「好きならさ・・」
「・・・?」
「神島さんのことが
好きなんだからさ
よかったな
マシロ」
「何が・・・ですか?」
「何か・・・
あっただろ?
神島さんと」
マシロは
黙ったまま
布団の上に
座り
膝を抱えて
一言つぶやいた
「キス・・・しました」
