迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有
第8章 鎧
俺は
マシロの言葉を聞いて
何か
あったと
確信していた
マシロは
俺に
「男には興味がない」
とは言ったが
神島さんが
私なんかに
興味があるわけ
ないじゃないですか
とは
言わなかった
普通
先にそう言うだろ・・。
「コーヒーさんきゅな
続きやるか」
「はい」
相変わらず
あまり笑わない
マシロは
なんでもなかったように
マグカップを片付け
スタジオに戻って行った
お前・・
素の自分で
いられる場所
あんのか?
素のお前って
本当のお前って
どうなんだよ
それから仕事が終わるまで
俺は
そんなことが
気になって
仕方がなかった
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