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アダルトなHな体験談的小説

第28章 寮母さん

パチン・・・パチン・・・


廊下の向こうで電気を消す音が聞こえました。



私は自分の扉を静かに開け、音のする方を見ると...



いた!



案の定非常灯の薄明かりの中、美由紀さんの姿を見つけました。



「美由紀さ~ん」



小声で彼女を呼び止め、手招きをします。


コツコツと小さな足音を立て、美由紀さんは私の部屋の前までやってきました。



「あら、昼間の...山口君?」



私の顔を見てニコリとしましたがこんなところで立ち話なんてできません。



「入って...」



美由紀さんの背中に手を回し、中に託すと美由紀さんはちょっと驚いた顔をしたまま私の部屋に入ったのです。

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