狼男子の扱い方
第8章 中学での行為
「……そーか?
じゃ、ありさちゃん、
そーするか!」
「うんっ」
……ばーか。
自分にも
涼ちゃんにも、心でそう呟いた。
それから二年生になり、
あたしと涼ちゃんは
行きも帰りも別々で
学校もクラスが違うから
全然会わなくて
それに加えて
涼ちゃんは、
あたしよりもありさちゃんを優先する
だからか
あたしと涼ちゃんは
ほぼ喋らなくなった。
話すといってもたかがしれてて
メールばっか。
涼ちゃんから聞く話は
全部ありさちゃんのばかりで。
……それでも、涼ちゃんが好きだった
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