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S×強気で恋になる

第45章 残業


に乗り走りだすと外をみていた純平がポツリポツリと話し出した

「・・・・俺、妹がいたんだ。真央ちゃんってな、こんな小せぇの。俺のためにな、お菓子持ってきてくれるんだ。」

「そうか。寝ろよ。」

「あぁ。でも、寝たくないんだ。変な夢見そうでやだから。」

変な夢か
妹の話なんか初めて聞いたぞ
小さい時のこと思い出したんだな
不安そーな顔しやがって

「腕枕してやるから。な?家ついたら寝ような」
「えー・・・・うん。 そーする。俺のお母さん、いまなにしてるんだろ・・」

まだ刑務所かな
でも、俺生きてるから
保護扱いなはず

出所してるかもな

「どのお母さんだ。いつのだ。」
「俺を産んで5歳のとき俺を捨てた人だ。もう出所したのかな・・」


出所ってことは、こいつ多分虐待されてて捨てられたんだな。
ひでーな、こんな綺麗なやつを
あー、だから骨格が細いのかな
5歳までの大事な時期に、ちゃんと毎食食わしてもらってねーんだろな

妹からお菓子もらってたってのは、
妹は可愛がられてたのかな。。。
5歳だったら鮮明に覚えてるかもな。嫌なことトラウマは特に脳に刻まれやすい。


「んなこと考えんな。お前には俺がいるだろ。ミルクあげたのに、ママのこと忘れまちたかー?また飲みまちゅかー?」

ふざけて返すことしか
できねぇーよ

「!!ふざけんな、いらねーよ!っーか、お前、俺のママ設定やめろ!!きもい!!しかも、病院でナースに弟って言われたぞ!?何話してんだよ!!」
「はぁ?お前が岡崎純平だったら、結婚する手間はぶけるだろ?なぁ、っーかお前いい加減認めろよ。俺のとこ多少なり好きだろ?」

「・・・・優しいときはな。そもそもさ、俺と付き合ってどーしたいの?」
「それは内緒だ。まあ、エッチのバリエーションは増えるわな。お仕置きも減るかもしれん。好きなやつと付き合いたいと思うのは当然だろ、」

お仕置き減るのはいいな。
ヤリ殺されなくてすむ

あ、眠くなってきた・・

・・・・。。。。

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