
S×強気で恋になる
第68章 贈り物
家に帰って、段ボールの山を見る
あのあと、コンビニになんとか辿り着き
俺が頑張って欲しいやつ選んでいると
岡崎が店員を呼んで棚の端から端まで全部買うとか言い出して
で、この段ボールの感じ
なんとか1種類を5つずつくらいで
我慢してくれたけど
タクシー呼んで詰めて・・・もはや店内で俺のこと放置
なんなんだよ・・・
酒なんか進まねぇし
てゆーか、俺結局ズボン汚しちゃったし
最低だよ・・・
「なんだ、純平。チョコ食わねぇのか」
「っ、こんな大人気ない大人買いやめろよ!!しかもコンビニって高いんだぞ?知ってんのか?」
「あ?お前が欲しいったんだろ」
「言ったけど、・・・言ったけど!!」
「食えよ。一発出してスッキリしたわけだし」
もー!!!!
「ちょ、純平!!やめろ、噛むなっ、馬鹿!犬かお前は!」
「うー!!岡崎酒くせぇ」
「飲んでるからに決まってんだろ。お前飲まないなら風呂入ってこいよ。いつ抱かれてもいいようにさ、綺麗にしてこい」
「!!はぁ?飲むよ、俺だって!」
そう言いながらキッチンへいく後ろ姿を見る
細い腰・・・
なんであんな反抗的なのかねぇ
