S×強気で恋になる
第23章 テキーラ 夏目と部長の奇襲
6時過ぎー
俺は白衣をロッカーに戻しながら、病院の携帯を鞄に入れ、自分の携帯を開く。
不在着信一件
ん?
純平・・・?
あいつが電話なんて
おかしい。
自分で言って悲しくなるが、俺に電話してまで話すこともないし、第一俺にかける自体おかしい。
何かあったのか・・・
ー俊哉?
俺の中で最悪の事態を想像する。
薬で眠らしてどっか連れてかれてるとか?
殴られて縛られて女に渡されてる、とか?
いや、落ち着け
かけ直せばいーんだ。
6時半か・・・家にいんだろ。
俺はダイアルを押した。
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