
S×強気で恋になる
第67章 岡崎と藤間と片瀬と犬(オレ)
「はい。」
「はいじゃねーだろ。お前、純平ほんとにどーするつもりなんだ。あいつもう限界だぞ。殺す気か」
「あいつは死んだりしないだろ。それに、毎日出勤してる。新しいところから、見えるんだ。」
「悪趣味。覗きか?そっちの仕事も軌道のってきたんだろ。まだ帰ってこねーのか?」
「お前ならどーすんだ。俺は同情で一緒にいたわけじゃねぇ。このまましばらく一緒にいなかったら、時が風化してくれる。俺のことも忘れるだろ。」
「説明もしないのか」
「お前ならどーする。真実を知っておきながら、平然と一緒に過ごすか、あのお人好し単純バカに全てを話すか。」
「難しいところだな。でも、新しい病院とお前の家くらい案内してやれ。捨て犬みてーだぞ。俺が拾うぞ。」
「やめろ。殺すぞ」
「説得力ないね。写真送るからみろ。」
そう言って電話を切り、先ほど着替えるときに
撮った裸の写真を送りつける
俺が手をださねーって知ってるから安心してんだろーけど、こーやれば血相変えてくるはず
ったく、いつから俺はあいつのために
働くようになったのかねぇ
俺が岡崎のこと好きなこと知ってて
お前の恋人の世話させて、こんなことさせて
お前はやっぱり血も涙もねー残酷男だよ
でも、そこがいいのか
そう思っているとメールが入る
ー今から行くからそこで待ってろ!!!!
真一・・単純・・・・・
