寝取られ漂流記
第4章 16歳秋
「由井遅いなぁ」
日曜日、駅で由井と待ち合わせ。俊哉は雅章君を連れて来るからって今日はここには来ない。
「茜ー」
走ってきた由井はいつもより少し頑張って化粧しているように見える。
雅章君の事本気なんだなぁ。
「遅いよぉ。電車来ちゃうよ?はい、切符」
「ありがと」
あたしが買っておいた由井の分の切符を由井に渡すと由井はニッコリ笑ってそれを受け取る。
「茜、今日はありがとね」
「あたしは俊哉に頼んだだけだから。お礼はセッティングしてくれた俊哉に言って」
あの後、今日行く場所を遊園地に決めたのも、待ち合わせの時間も全部俊哉が決めてくれた。
何度でも思う。
やっぱりあたしには出来た彼氏だ。
日曜日、駅で由井と待ち合わせ。俊哉は雅章君を連れて来るからって今日はここには来ない。
「茜ー」
走ってきた由井はいつもより少し頑張って化粧しているように見える。
雅章君の事本気なんだなぁ。
「遅いよぉ。電車来ちゃうよ?はい、切符」
「ありがと」
あたしが買っておいた由井の分の切符を由井に渡すと由井はニッコリ笑ってそれを受け取る。
「茜、今日はありがとね」
「あたしは俊哉に頼んだだけだから。お礼はセッティングしてくれた俊哉に言って」
あの後、今日行く場所を遊園地に決めたのも、待ち合わせの時間も全部俊哉が決めてくれた。
何度でも思う。
やっぱりあたしには出来た彼氏だ。
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