無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「助ける、か。ならせっかくだし、あいつの前でヤっちゃおうか？」


雅章の前で？
それって雅章が俊哉にしたみたいな？


「雅章に元彼の前で犯されたんでしょ？だからその仕返しも兼ねてさ。いや？」


晃佑、なんでも知ってるんだなぁ。
色々調べたって言ってたけどそんな事まで知ってるとは思わなかった。


「茜？」
「え、あ、うん。晃佑が嫌じゃないなら」
「嫌なわけないじゃん。目の前で寝取れるって思ったら興奮しちゃうよ」


晃佑はわざとらしくそんな風に言いながらあたしの頭を撫でてくる。


「だから、せっかく茜が会いに来てくれたけど、今はこれでお預け。いいね？」
「ぅん」


あたしは小さく返事をして頷いた。