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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

翌日、調子が良くなったので僕は出掛けた。
1日寝てたら元気になると言うのは正解らしい。

「はぁ。相沢さんのこと、どうしたことか。」

繰返しになるが、彼女は僕の友人であり、ガールフレンドで無い。
この点は頭に入れといてほしい。

「相沢瞳が好きな少年くん。」

後ろからいきなり声を掛けられ僕はベンチから飛び上がるように立つと後ろを振り返った。

「宮城…武…」

「相沢瞳から名前聞いたのか?」

「まあね。…で何の用?僕、お前と話すこと無いし。強いて言うなら僕に構うな。」

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