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暗い少女は明るい少女?

第48章 大学の友人、相沢さんの秘密

「てめえっ!」

幼なじみと友人を侮辱した彼に我慢出来なくなった。
考えるより先に拳で相手を殴っていた。

「灰音が幽霊?相沢さんが挙動不審?何言ってんだ!」

「柊一くん?」

相沢さんは心配そうな顔をしている。

「お前に灰音や相沢さんを侮辱する資格はないっ!」

僕はそう怒鳴ると灰音と相沢さんを連れて、その場を去った。

興奮したせいか僕は翌日、熱を出した。
どうしてあんなに興奮したのか自分にも分からない。
多分、純粋にあの男子に腹が立っただけだろうか。

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