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暗い少女は明るい少女?

第43章 空色の3日目

「純、メイド喫茶に行くつもり?」

「行かないよ。お金かかるし。電気屋目当て。」

多分僕たち6人が歩いていてもオタクには見えないだろう。
地味な恰好した大学生くらいの少年少女がお出かけしてるくらいにしか見えないと思う。
僕のオタクのイメージは肥満体型で派手な恰好の目立つ眼鏡かけたおっさんと言う感じである。
僕は視力は悪いけど、大体いつも家以外はコンタクトだった。
メイド喫茶と言えば…
僕はふと「あのこと」を思い出した。

「何ニヤニヤしてるの?」

相沢さんに聞かれ、ハッとした。
ニヤついてたかな?
しかし、相沢さんが聞いたのは僕ではなかった。

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