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純はキッと僕を睨みつけた。

「俺だって灰音に告白された時、すぐさま頷きたかったよ。」

僕はそこで推測を述べた。

「原因は如月じゃないかな？」

純が驚いた顔をした。
僕は純の目を見つめて言った。

「お前ってさ優しいから如月のために灰音を振ったのは分かるよ。けどね、だけどね…」

僕はそこで息を吸って言った。

「お前がいけなかったのは自分を騙したこと。」

「じゃあ、どうすれば良かったんだよっ！如月のこと言う訳にもいかないだろう！」

僕にはハッキリ言って純がどうすれば良かったか分かって無かった。